複利の力で同期との差を考える #41
今回言いたいこと
毎日約2%、半年で差は雲泥の差が生まれている。
私には今の職場で、年の近いほぼ同期がいます。
入社して半年、もちろん細かい仕事環境に差はあれど、
形として私が主任、同期が副主任というポジションとなっています。
仕事の流れとして、私の方が上流となりました。
なぜたった半年でその差が生まれたのか?
今回はそれを書いていきます。
同期との違い。
今回書くにあたり、私が毎日本を読んで勉強しているだとか、
通勤距離の違いだとか、仕事の中身が全く一緒ではないとか、
そういったことは一切省きます。
あくまで職場の動きだけ比較し、勝手な偏見で描いていきます。
私が感じている明確な違いは、
「朝の10分」
これに尽きると思っています。
私は職場の誰よりも朝一番に出社します。
その10分後、同期がやってきます。
始業20分前なので、決して遅くありませんし、むしろ普通でしょう。
ここで投資の勉強で得た「複利の力」で考えました。
1日の労働時間は8時間。分で直すと、480分です。
10分は1日480分のうち、約2%
毎日2%の差が生まれています。
これを毎日、1ヶ月22日勤務、半年続けるとして計算式に直します。
1ヶ月は、1.02の22乗=約1.57倍
半年6ヶ月は、1.02の132乗=約13.9倍。
※計算が間違っていたら申し訳ありません。
このように計算上では毎日たった10分積み上げると、
1ヶ月で約1.5倍、半年で10倍以上の価値を生んでいることになります。
複利の力は、一回で生まれた価値をさらに投資することで価値を重ねることできます。
具体的に何をしているのか。
計算上では確かにものすごい差が生まれていることがわかりました。
じゃあその10分間で私は何をしているのか。
私が思いつく限り、書き出します。
私が10分間でやっていること。
・昨日まとめたやることリストを確認。
・リストに基づいて、今日の動きをイメージする。
・イメージに違和感あったらリスト見直し。修正。
・部下への指示出しをイメージする。
・明日以降のスケジュールをイメージしておく。
・メールチェック。
・日報チェック。
・私の仕事道具を棚からデスクに持ってくる。
以上。
10分間だけに絞ると、このような動きをしていました。
前日にまとめたリストは、試行錯誤した結果前日にまとめることが大事ということに気づき、
すでに用意したものです。これは後日にでも書こうと思います。
眺めると、この10分間で何も変わらないと思うかもしれません。
ただその10分が終わったあと、私は何をしているのか。
まず一旦ぼーっとします。
そうしたらひたすら作業に没頭します。
考えないです。止まらないです。
リストを消化するために淡々とこなします。
すると、自分が思っている以上に仕事は早く終わります。
転職した当時、何も仕事が分からなくて四苦八苦しました。
段取りも取れず、やることもわからず、毎日残業してました。
ただ残業するのではなく、この一時間の残業が後の10時間、100時間を生み出してくれる。
そう思って仕事を覚え、整理し、自分のものにしました。
現在は忙しい時期ではないこともありますが、残業は最低限です。
毎日10分の差によって、自分の仕事が早く消化できるようになった結果、
より裁量のある仕事を任されています。
上下関係があるわけではないですが、
同期は仕事の流れ上私の下に就くことになりました。
同期は仕事ができないわけではありません。
外からの評価の結果、現在の仕事の関係となったという事実が生まれたのです。
まとめ
私は毎日10分、1日の2%を積み重ねることによって、
複利の力上約13倍の価値を生み出しています。
結果として、仕事のポジションは私が上流、同期が下流を担当しました。
上流工程が、仕事の流れ上裁量が大きいことは言うまでもありません。
私が提案したのではなく、上司が仕事ぶりを見てそう判断したのです。
自慢したいわけではありませんが、
自分と同期の差を考えると、仕事上ではこの10分間に何をしているのか。
それがこの大きな差になって生まれた、という分析をしています。
名著:バビロンの大富豪の教えには、
「収入の10%を貯金せよ」とあります。
私はこれを「1日の10%の時間を投資せよ」とも解釈しています。
投資家のように仕事をする。
毎日そう考えて、日々学んで、行動し、自分の人生の目標に近づけます。