near-miss’s blog

20代社会人が文章力求めて転職経験を話します。

101%を継続する。 #52

 ・今回言いたいこと。

1%の継続はやがて大きな力、差となって現れる。

 

私は「複利の力」をお金について勉強する際に学び、

 

これは日常にも使えるということで取り入れることにしました。

複利の力で同期との差を考える #41 - near-miss’s blog

 

今は朝早く出社する勤務体制でなくなったため、この効果の実感は比較できませんが、

 

やはり一度手に入れたポジションは早々覆りません。

 

今回はそれに続いて、依頼された仕事についても書いていこうと思います。

 

・99%では期待以下。

例えば、「100枚コピーしてきて」と自分が部下に依頼して、

 

部下が「99枚しかコピーしませんでした。」と言ってきた場合、

 

上司のあなたはどう感じますか?

 

依頼の難易度は別として、少しがっかりするのではないでしょうか?

 

私は現職で上司の立場にたち、こういう状況に多々直面したことで、

 

本で学んだことの意味を初めて理解しました。

 

「期待に応える」「期待を超える」とはこういうことなのかと。

 

仕事はしっかり行う、完成する、納品することが当たり前。それが私の基準です。

 

その上で、「私が会社員として評価されるためにはどうすればいいのか?」

 

ここに私が働く、貢献することに価値が生まれると思っています。

 

101%を365日継続すると、約38倍になります。

 

99%を365日継続すると、約0.03倍になります。

 

数字上の遊びでしかありませんが、1%足りていなければその努力はほぼ無意味になります。

 

この1%を軽くみてしまうことは将来のチャンスを棒に振ってしまうのです。

 

・「そこまでやってくれたの!?」という1%を追求する。

先程のコピーの件に戻ります。

 

ある部下の一人にコピーを依頼したとき、その対応に私は感動しました。

 

100枚のコピーを依頼しただけですが、実はそれは会議で使う資料だったのです。

 

仕事を受けた部下はただコピーをするだけでなく、

 

その資料が会議のものだとわかった上で、10枚1セットで分けてくれていたのです。

 

元々そのつもりで段取りを組んでいたのですが、この対応に私は感激し逆に質問しました。

 

「どうして10枚ごとに分けてくれていたのか?」

 

「この後会議だと知っていたので、人数分に分けておきました。」

 

会議だけでなく参加人数まで把握してくれていたのです。

 

ちなみにこの部下の方はとても仕事が早く、優秀と呼ばれる社員です。

 

それは私の仕事の期待値を常に100%を上回るからです。

 

上司の私は当然この部下を信頼しますし、

 

何か難しいがやりがいのある仕事はこの方に当然任せます。

 

この方の素晴らしい点は、常に期待を越えようと努力する姿勢にあります。

 

同然毎回期待を超えるわけではありません。

 

しかし、常に何かプラスαを追加することができないかと、

 

周囲の先輩や私に細かく質問し、努力する姿勢が常に見えるのです。

 

1%の期待を常に超えることはとても簡単ではありません。

 

けれど越えようとする努力は必ず誰かが見てくれているのです。

 

私は毎度この方の姿勢をみて、私自身も常に期待を超える働きをしようと、

 

我が身を振りかえさせていただいています。

 

・まとめ

相手の期待値を1%超えること。

 

これができたとき、相手はとても感動します。

 

そしてこれを継続できた時、複利の力で365日できれば約38倍になって帰ってきます。

 

逆に期待を1%でも下回る仕事を365日継続した時、その働きは無意味になります。

 

1%を超えることができなくても、期待を越えようとする姿勢は必ず誰かが見ています。

 

それは結果として101%の仕事になり得るのです。

 

優秀な方の働きを観察すると、自分の学びなるものが本当に多くなります。

 

本での学びもそうですが、実際の生活での学びが合わさることで理解が深くなりました。

 

これからも学んで、自分の目標に近づけていきます。