私は熱中すると成功する。 #48
今回言いたいこと。
「私は熱中した時に成功した。」
先日、「転職2.0」という本を読みました。
自分の人生の「タグ付け」をすることで、自分の強みを見える化すること。
まだ20代後半と、大したことも成し遂げていない私ですが、
振り返ってみると3度、自分の人生で「成功したな」と思える瞬間がありました。
3度とも共通していたのは「熱中していたこと」。
他のことは脇目もふらず、ただ一生懸命にそのことを考えていました。
今回はそのことを書いていきます。
ラグビーに熱中した。
学生時代の部活で、私はラグビー部に所属していました。
仲の良い同級生に、体格が良かったということで誘って入部しました。
当時のラグビーは、最近のワールドカップのような熱気は全くなく、
マイナースポーツのくくりでした。
しかし、体をぶつけても怒られないスポーツ、
自分の体の良さを活かせるスポーツ、
何より楽しかったのでラグビーにのめりこみました。
プロスポーツ選手のようなストイックさまでは持ち合わせていませんでしたが、
学生時代は四六時中ラグビーのことばかり。
今思い出しても、ラグビー部の記憶しかありません。
結果、当時の学校として初めて優勝し、私自身も県の選抜メンバーに選んでいただくなど、
熱中していたことで一定の成果が出るようになりました。
サッカーに熱中した。
ラグビー部の後、私はサッカーに熱中しました。
選手ではなくて、ゲームや試合観戦の方です。
学校を卒業し、ラグビー部の生活が終わった頃、たまたま夜中につけていた番組で、
海外サッカーの大会が放送されていました。
たまたまその試合が素人目に見てもとても素晴らしい試合で、
釘付けになって観戦しました。
それ以来、私はサッカーにハマることとなります。
選手を覚えたくてウイニングイレブンを買って試合をし、
どんな選手がいるのか使いながら覚える。
そして夜中に試合が行っているので、実際にそれを見た選手が活躍していたり、
気になった選手もまたゲームで使って見たりと、
それはもう寝食忘れて遊んでいました。
結果、サッカーゲームの試合にまで出場し、県大会の準優勝まで行ってしまいました。
決勝はPK戦だったので、あれは今でも悔しいですね。
今はサッカーから少し離れているので、今の選手は覚え切れていませんが、
それでもサッカー好きな方とならそれなりに話せるぐらいの知識はあります。
ちなみに好きなクラブはアーセナルです!
営業に熱中した。
最後は会社員時代、前職の営業経験の話です。
私は元々ダメダメなサラリーマンでした。
それまでは成果も出さず、勤務態度も最悪。
周囲との職場環境も悪いため、塞ぎ込んで休んでしまう始末。
そんな自分ではいけないと一念発起し、休みあけから営業に専念することになります。
その時の私は必死でした。
とにかく最初は数だと思って担当エリアをぐるっと一周。
少しでも見込みがありと判断したお客様については、狙いを絞って何度も訪問。
商品を売るのではなく、私自信を知ってもらうこと。
とにかく仕事の話からプライベートの話まで、さらけ出せるものは全て話しました。
帰宅しても次はどうやって話そう。
どうやって新しいお客さんに振り向いてもらおう。
仕事のことだけ考えていました。
最初は全く成果も上がらず、「またダメか、、」と思った矢先、
新型コロナウイルスの感染拡大のニュース、緊急事態宣言の発令。
世の中は大混乱になりました。
しかし、私が勤めていた会社は扱っていた商品が関連していたこともあり、
逆に追い風になる業界でした。
会社の方針が打ち出され、ある商材の発表がありました。
「間違いなくこれはイケる」
そう判断した私は他のあらゆる仕事を全て後回しにして、
その商材を持って今までアプローチしていた全ての会社に伝えにいきました。
この時期、お客様のためになる。
その一心で、無我夢中に走り回りました。
詳しい話はせず、チラシだけを届けました。とにかく見てくれと。
商材が発表された日の私の日報は、通常の5倍の訪問件数になっていました。
そのチラシをもとに問い合わせは急増。
新規・既存のお客様問わずものすごい反応でした。
当時、新規のお客様に言われて嬉しかったことは
「普段から顔を出しているニアミス君だから、任せることにした。」
「他の会社は、似たようなものをニアミス君の後に持ってきた。だから君にお願いする。」
無我夢中でやっていて振り返った時、お客様からこう言われ、
やっていることは間違っていないんだと実感しました。
結果、成績としては会社トップの成績ではあったものの、
急な会社の人事制度の変更により、私の成果は他の方達のものへ。
評価も普通になってしまいました。
しかし、熱中したことが実った瞬間だったと今振り返るとそう思います。
まとめ
今回は私の今までの人生の中で3度、成功体験なるものがありました。
ラグビーに熱中したこと。
サッカー観戦に熱中したこと。
営業に没頭したこと。
私の成功体験で共通していることは熱中・没頭。
一つのことに脇目も降らずに集中すること。
それをした結果、成果が生まれています。
自分の人生を棚卸ししたなかで、新しい発見ができました。
やはり本を読むのはいいです。
学んで行動して、自分の人生をより良い物にしていきます。