貯める力 ②貯金の目標 #13
前回、貯める力の序盤として「支出のカット」をお伝えしました。
貯める力 ①支出のカット #12 - near-miss’s blog
毎月「固定費としていくらかかる」
これがわかるだけで、月々の金銭感覚が養われる。
私の場合、食費も変動費のうちに予算を入れているので、
これ以外の場合はある種贅沢。
逆にそれ以外は貯金でも投資でも自由に使える。
のちに書きますが、資産に対する余裕が生まれますね。
今回は、支出のカットを通じて「貯金の自動化」を書きます。
なお、私は「両学長 リベラルーアーツ大学」のYouTubeから学んだので、
皆さんもできると思います。
目標とする貯金額を決める
支出カットを行うことで、毎月いくらは必ず出費する金額を把握できました。
貯金=収入ー支出
これが私が学んだ、シンプルで一番インパクトのある数字。
冷静に考えれば当然ですね。
入った分だけ使ってしまったらたまりません。
私は貯金する体制が整ったことで、
いくら貯めたいのか?
いつまでに貯めたいのか?
これを元に、
そのためにはいくら毎月貯金する必要なのか?
これを考えました。
先程の式のように文字で起こすと、驚くほど論理的に考えることができます。
私の場合、
30歳までに、貯金額1000万円
そのためには
収入ー支出=手取り×60〜70%
こういう結論が出来上がりました。
30歳までに、というのは単純に年齢として一つの節目だということ。
1000万円というのは、資産の桁数を4桁に乗せたいということ。
明確な目標が生まれると、ものすごくやる気ができます。
仕事への向き合い方、働く意欲の刺激になります。
一年経ちましたが、実際私は90ー100%貯金してます。
固定費に毎月の遊ぶお金を含んでいること、
元々物欲が無い性格のため、贅沢品を購入する気が全くないこと、
この2点があることで、結果としてそうなります。
コロナの影響もあって飲み会の機会も無くなりましたから。
今の調子ですと、30歳を迎える前に達成しそうです。
毎日、どうやってこの目標に少しでも近づくことができるのかひたすら考えています。
万が一の資金
貯金の目標額を決めた上で、そのうちいくらはいつでも使えるお金として持っているか。
「生活防衛資金」についても検討します。
万が一、災害や怪我、失業など今の収入がなくなったら?
頻度は少ないが、起きたら困ることってありますよね。
もしそうなったとしても、手元に使えるお金を残すことで、
心配せずに毎日を過ごすことができます。
生活防衛資金の考え方は、
生活費(固定費)×6ヶ月ー1年分
となります。
収入がなくっても、半年・一年は問題がないということです。
私の場合、実家に住んでいること、
毎月の固定費がすごく少ないことで、
100万円あれば2年ぐらい問題なく過ごせる計算になります。
極論言えば、0円でも構わないですが、、、笑
以上のように、私は貯金の目標を決め、目標の期限を決め、毎月の目標を設定しました。
そして、生活防衛資金を設定し、何があっても心配ない体制を整えました。
ここまでやってきて初めて、
資産形成のスタートラインに立てるのです。
今まで自分がいかに自分の資産に無頓着か浮き彫りになりました。
誰よりも自分を大切にできるのは私なのに。
自分のことを知ることから、学びははじまると思っています。
自分が何をわかっていないのか知ること。
自分の資産がいくらかを把握すること。
無知は悪です。罪です。あなたが悪いです。
自分に言い聞かせるように、学んでいきます。